木星逆行──「進む」よりも「育てる」時間へ
11月12日、空の木星が逆行を始めました。
場所は、優しさや共感を司る蟹座。
この逆行は、来年2026年3月11日頃まで続きます。
木星といえば、「拡大」「発展」「成長」をもたらす星。
どんな星座にいても、私たちの人生を押し広げ、
新しい可能性を見せてくれる存在です。
けれども、その木星が逆行に転じるとき——
星は、こんな風に語りかけているようにも思えます。
「ちょっと立ち止まって、
これまでに育ててきたものを振り返ってみよう」
「もう少し“内側の豊かさ”を見つめ直そう」
蟹座木星の逆行が伝えること
蟹座は、家庭、安心、感情のつながりを象徴するサイン。
そこでの木星の逆行は、外の世界へと拡大していくよりも、
**「自分にとっての居場所」「心の安全基地」**を整える流れを示しています。
たとえば、
・家の中を心地よく整える
・古いアルバムを見返して、自分のルーツを思い出す
・信頼できる人との絆を深める
そんなことに意識を向けると、木星のエネルギーを上手に使えそうです。
“成長”とは、外側へと広がるばかりではなく、
内側に滋養を満たしていくことでもある。
今回の逆行は、まさにそんな時間です。
火星射手座との組み合わせ
一方で、今、火星は射手座を進んでいます。
新しいことを学びたい!挑戦したい!という
向上心を刺激する配置。
ですが、そこに木星の逆行が重なると、
「勢いよく走り出したのに、思わぬブレーキがかかる」
そんな出来事もあるかもしれません。
けれど、それは決して悪いことではありません。
木星が逆行している今は、
**「焦らず、タイミングを見極めるための準備期間」**なのです。
思うように進まないとき、
「木星が一息つこうと言っているのかも」と
空に目を向けて、肩の力を抜いてみましょう。
そうするだけで、心の流れがふっと緩みます。
水星逆行も重なるこの時期に
さらに今は、水星も逆行中(11月10日〜30日頃)。
この期間は、交通や通信の乱れ、スケジュール変更など、
小さな行き違いが起こりやすいタイミングです。
でもそれも、「確認を丁寧に」「立ち止まって見直す」ための星の仕掛け。
焦らず、丁寧に、を意識することで、
ミスもトラブルも、やがて学びに変わっていきます。
もし電車が遅れてしまったら、
「空が少し休憩の時間をくれたのね」と思って、
一息ついてみてもいいかもしれません。
“のんびり”という豊かさ
秋の夜長。
無理に結果を出そうとせず、
心があたたまること、好きなことをして過ごす時間が
この時期の木星をもっとも喜ばせる過ごし方です。
たとえば、
・お気に入りのマグカップでゆっくりとお茶を飲む
・読みかけの本をもう一度開いてみる
・手帳を見直して、来年の夢をふんわり描いてみる
そんな小さな時間の中に、
今の星たちのリズムと調和する“豊かさ”が宿っています。
星を使って生きるということ
星の動きは、私たちを縛るものではなく、
今の流れを感じ取って「どう使うか」を教えてくれるものです。
木星が逆行するこの季節は、
「急がず、育てる」ことにフォーカスして。
外へ広がるよりも、内側に光を灯す時間として過ごしてみてください。
きっと春には、その光がまた自然と
あなたを次のステージへと導いてくれるはずです。
素敵な星めぐりの人生を紡いでください。
