水星逆行と下弦の月

7月18日、水星が逆行を始めました
今日、7月18日。
言葉や思考、コミュニケーションを司る水星が、獅子座の空で逆行をはじめました。
「水星逆行」という言葉、最近ではSNSなどでもよく見かけるようになってきましたね。
なんとなく不安になる方もいらっしゃるかもしれませんが、
逆行とは、ただの「見直し・振り返り」のタイミングという意味合いもあります。
闇雲に怖がる必要はまったくありません。
星のせいにして、少し心を軽くしてもいい
「水星逆行だから、電車が遅れたのかも」
「スマホがバグるの、水星のせいだなあ」
そんなふうに、ちょっとした出来事を“星のせい”にしてみるのも、
気持ちを切り替える小さな知恵です。
星はいつだって、あなたを責めたりしません。
むしろ、余白やゆるみをくれる存在なのです。
キチキチに結んだ心の糸を緩めるツールとして「あそびごころ」を持って。
獅子座での逆行は「伝え方」の見直しを促すとき
6月27日から獅子座に滞在していた水星。
この時期は「ささやかな自己主張」「自分らしさを表現」を後押しする流れがありました。
獅子座は、情熱的で誇り高く、正義感にあふれた星座。
ただ、水星が逆行する今は、
その自己主張がちょっぴり空回りしてしまうような場面もあるかもしれません。
たとえば──
・自分なりにがんばって伝えたのに、相手に伝わらなかった
・良かれと思ったことが、ちょっと強く響いてしまった
そんなときは、一度立ち止まって、
「どう伝えるのが自分らしいのかな?」
と、静かに問いかけてみてくださいね。
今日の月は「下弦の月」──見直しにぴったりな日
そして今日は、月相が「下弦の月」。
月がちょうど半分だけ輝いている日です。
下弦の月は、新月へ向かっていく流れの中にあります。
それは、外に広がっていくというよりも、
内側に向かって静かに整えていく時間。
バランス感覚が冴えるときなので、
感情に振り回されすぎず、冷静に物事を見つめられる日でもあります。
水星逆行のスタートがこの下弦の月だというのは、
とても落ち着いたスタートになりそうな予感です。
「見直す」ことで、また前に進める
逆行は、物事を遅らせるためのものではありません。
むしろ、「今のままで大丈夫?」という問いかけを通して、
本当に必要な方向へと舵を切り直すチャンスです。
あえて立ち止まることで見えてくることがある。
その感覚を、大切にしてみてくださいね。
星の導きとともに、静かに過ごす数日を
この逆行の期間は、焦らなくてもいいのです。
むしろ、心を落ち着けて、淡々と日々を過ごしていくことで、
順行へと戻ったときに、自然と流れが整っていくはずです。
静かな月の光と、優しい星たちのささやきに耳を澄ませながら──
どうぞ、ご自身のペースで、やわらかくお過ごしください。
それでは今日も、
素敵な人生を、星と共に紡いでください。