月星座が教える潜在意識と内観(やぎ座)
aromastar
星読み ライフカウンセリング
――蓄えた力を、静かに発揮するとき――
7月3日、夜空にはちょうど半分に光る上弦の月が昇ります。
新月にまいた種が、少しずつ形になっていく途中。
上弦の月は「調整」と「決断」のとき。
ここで方向を見直したり、少し舵を切ったりしながら、
満月に向けてエネルギーがぐんと高まっていくフェーズです。
今回は、その上弦の月が天秤座で起こります。
天秤座は、「バランス」「美しさ」「パートナーシップ」などを司る風のサイン。
そして同時に、「人との間にある関係性の中で、自分をどう立たせるか」を問いかけてくる星座でもあります。
このタイミングで浮かんできやすいテーマは――
そんな揺れる気持ちを、月がそっと照らしてくれるかもしれません。
けれど、今回の上弦の月には、**「蓄えた力の発揮」**というメッセージが、
どこか静かに、でも力強く響いています。
これまで心の中で準備してきたこと、
自分なりにコツコツ整えてきたこと、
まだ誰にも見せていない想い。
それらを、「そろそろ外に出してもいいよ」と、
月が背中を押してくれているような感覚です。
もちろん、一気に大きくジャンプする必要はありません。
まずは、小さな一歩でもいい。
誰かに自分の想いを話してみる。
作品を誰かに見せてみる。
SNSに投稿してみる。
そんな、小さな「発信」や「行動」こそが、
今回の上弦の月のエネルギーとぴったり調和します。
この日、もし少しだけ心が揺れたり、迷ったりしたなら、
それは「満ちる前に整える」ための自然なプロセス。
そんな時こそ、ふうっと一息ついて、空を見上げてみてください。
月の光は、いつだってあなたを見守ってくれています。
わたしが蓄えてきたものは、
いまここで、ちゃんと使っていいんだよ。そんな風に、自分自身にそっと許可を出してあげましょう。