金木犀が香る夜、金星は蠍座へ
11月7日、金星が蠍座へと移動します。
金星は、愛情や美しさ、心地よさ、そして「豊かさ」を司る星。
人との関わりの中で「好き」「大切」「心地いい」と感じる感覚や、
美しいと感じるセンス、お金の流れや受け取り方まで——
すべて、金星が私たちに教えてくれる領域です。
そんな金星が蠍座に入ると、
その「心地よさ」や「愛し方」が、ぐっと“深く”なっていきます。
蠍座は「探究」「信頼」「共有」「再生」をテーマに持つ星座。
浅い関わりや表面的なつながりでは満足できず、
心の奥底でほんとうに共鳴できるものを求めていきます。
それは、まるで清らかな水が
地の奥深くをサラサラと流れていくような時間。
静けさの中で、感情の奥に眠る“本音”を感じ取るときです。
どの感覚にフォーカスしますか?
金星蠍座期は、「愛・お金・美」すべてが深まる時期。
けれどその中でも、どの感覚に光を当てるかで、過ごし方は変わります。
もし、「お金」の面に意識を向けたいなら——
今の世界の動きや経済の流れを、少し俯瞰して眺めてみましょう。
社会全体の動きを観察しながら、
自分にとっての“豊かさ”とは何かを見つめ直す時間に。
数字や収支だけでなく、
「お金をどんな想いで使っているか」
「何のために受け取りたいのか」
その“エネルギーの流れ”を整えていくといいときです。
愛の面では、
一時的なときめきよりも、
「深く信頼できる関係」や「心の絆」を求める流れ。
相手の気持ちを探りたくなったり、
距離の近さに少し怖さを感じたりするかもしれません。
けれど、その臆病さの奥には「本質を知りたい」という願いが隠れています。
勇気を出して心の奥を見せ合うことで、
愛は静かに、でも確実に深まっていくでしょう。
美や感性の面では、
香りや質感、音、光——五感を研ぎ澄ませる時間が、心を潤します。
派手さよりも、奥行きのある美しさ。
アンバーやムスク、ウッディ系の香りなど、
深く包み込むような香りが、金星蠍座のエネルギーと共鳴します。
秋の夜長は、
ロマンティックな気分をそっと呼び覚ましてくれる季節。
わたしの庭に植えている、金木犀が満開を迎えています。
窓を開けると、甘くやさしい香りがふわりと風に乗って、家の中まで届きます。
目を閉じて深呼吸をすると、胸の奥までその香りが満ちて、
なんともいえない幸せな気持ちが広がっていくのです。
そんな「今」を味わいながら、
自分の“内側の愛”を見つめてみてください。
「誰かにどう見られるか」よりも、
「自分が何を大切にしたいか」。
それが、この金星蠍座期のキーワードです。
星たちは、あなたが本当の幸せに気づく瞬間を、
いつも静かに応援しています。
星の流れを、自分の人生に活かすセッション
もし今、
「愛の形を見直したい」
「お金の流れを整えたい」
「自分の感性や美意識をもっと輝かせたい」
——そんな思いが芽生えているなら、
金星が蠍座にいるこのタイミングは、
“自分の価値観”を深く見つめ直す絶好のチャンスです。
星の動きを通して、
あなたの中に眠る“本当の豊かさ”と“心の宝物”を見つけていきましょう。
セッションでは、あなたの金星の位置や蠍座期のテーマを一緒に読み解きながら、
これからの人生をより美しく、心から満たされる形へと導きます。
星は、あなたの味方です。
あなたの中にある“愛と豊かさの源泉”を、
そっと灯しにいきましょう。
